RCBCの概要

RCBCはユーチェンコ・グループの1社として、1960年8月に設立しました。

グループ内には、日系企業様との合弁企業も多くあり、皆様の良きファイナンシャル・パートナーとして、長年にわたり、サポートを続けております。現在は、三井住友フィナンシャルグループと資本提携、りそなグループおよび商工中金と業務提携しており、ジャパンデスクには日本人5名を含む約35名の現地行員が在籍しています。

名称: RIZAL COMMERCIAL BANKING CORPORATION (RCBC)
設立: 1960年8月
本店住所: Yuchengco Tower 1, RCBC Plaza, 6819 Ayala Avenue, Makati City
総資産: 1兆1541億ペソ(2兆8275億円)
自己資本比率: 12.3%
信用格付: Baa3(stable) Moody’s
支店数: 456店舗
*上記は2022年12月末の数値となります。1ペソを2.45円で換算しています。

[主要な経営陣]

会長:

ヘレン・ユーチェンコ・ディー(創業者故アルフォンソ・ユーチェンコ氏長女)

副会長 : セサル・ビラータ (元大蔵大臣、元首相)
頭取&CEO: ユージ-ン・アセべド
相談役 : リリア・デ・リマ(前PEZA長官)

RCBC日系企業部の強み

  • 1970年代前半より、日系取引を推進しており約50年の歴史があります。
  • 日本人5名を含む約35名の現地行員がマニラ首都圏、各工業団地を網羅し、きめ細かいサービスを提供しています。
  • 政府系・日系の工業団地には、いち早く出店し、主要工業団地内の支店網を完備しており、日常取引に利便性がございます。
  • 主要工業団地内(カビテ、ラグーナ、クラーク、セブ)には、法人サテライト・オフィスを設置しています。
  • 進出日系企業約1,400社のうち半数を超える約850社とお取引があります。
  • 創業者である故アルフォンソ・ユーチェンコ氏が、元駐日大使ということもあり、グループ全体として、日系取引推進に積極的です。
  • 三井住友フィナンシャルグループ資本提携しております。りそな銀行グループ(りそな、埼玉りそな、関西みらい銀行、みなと銀行)および商工中金とは業務提携しており、日本・フィリピン双方からお客様のニーズに対応しています。
  • 2017年7月より、前PEZA長官であるリリア・デ・リマ氏が取締役(就任当初は相談役)に就任しています。


RCBCが提供する商品・サービス~地場銀行ならではの特長

  • 従業員の給与口座(日本人駐在員の個人口座も含む)の開設が可能です。
  • ペソ決済のインターナショナルカード(VISA,MASTER,JCB,マスター法人カード含む)を発行いたします。
  • インターネット・バンキングにより銀行業務を簡素化いたします。日本からでも、残高、取引履歴確認や承認作業が可能です。
  • 税金(BIR)、社会保険料(SSS)、サプライヤー等への支払業務をいたします。
  • 豊富な日系企業、ローカル・サプライヤーの顧客基盤を活かし、RCBC内の口座振替による即時決済が可能です。
  • 従業員の福利厚生として退職基金の創設、オートローン、サラリーローン等をご提供いたします。
  • 円、USドル、その他通貨の現金も各支店にてご用意致します。
  • 短期運転資金、長期設備資金(ペソ/ ドル/円)等の借入が利用可能です。債権買取による資金調達(短期運転資金)も可能です。
  • 親会社保証、スタンドバイLC、現地工場の土地建物等の不動産担保、及び、機械等の動産担保取得も可能です。
  • 輸出企業は主にドル・円の外貨での資金調達を、国内向け企業についてはペソ調達が可能です。
  • 海外送金、LC、TR等の貿易金融取引、外為先物予約等が利用いただけます。
  • 入札、履行保証等の各種ボンドを発行いたします。